最近雑誌を見ていると、「免疫特集」をよく目にする kiyoaki です。
コロナ感染に多少なりとも気にかけている人なら、基礎的な「免疫」のことは分かっているでしょう。
今日は雑誌【Tarzan】を読んでみて、おやっと思ったことや知らなかったことについて記事にします。
- 免疫に関する新たな情報を知りたい
- コロナ感染の予防にとりくんでいる
- 免疫って聞くけど何かよくわかっていない
Contents
免疫知識のちょい足し
BCGの接種が新型コロナの死亡率を下げているかも
これは、ニュースで耳にしたことがあるでしょう。まだ、検証結果が出ていないようですが、BCG摂取している日本をはじめ中国、韓国、台湾、イラクで死亡率が低いというのは事実です。BCGは結核に対するワクチンですが、自然免疫を強くする働きもあるそうです。
新型コロナ感染が不安でしかたがない人には、知っているだけで不安が少しは減らせる情報でしょう。
免疫は2つある
自然免疫・・人が生まれながらにもっている免疫機能。からだをまもる時、反応は早いが免疫力が弱い。しかし、訓練され続けた「訓練免疫」が新型コロナ感染を防げる可能性もあるそうです。
獲得免疫・・感染することで得られる免疫機能。からだをまもる時、反応は遅いが免疫力は強いです。一度、かかったウィルスにかかりにくいのはこの「獲得免疫」のおかげです。
ワクチンは不活化した(活性をなくしているのでその病気を発症しない)病原体に似た製剤を打つことによって、一度そのウイルスに感染したような状態にして獲得免疫的なものを得ようとするもの。ワクチンを打つとその病気にかかりにくくなる。かかっても、症状が軽くすむ。
血流やリンパの流れをよくすると免疫力があがる
免疫細胞は血液やリンパ液で全身を巡ります。だから血流やリンパの流れがいいと、免疫細胞が全身を巡りやすくなるというのはごもっともです。
対策として、血流やリンパの流れが良くなる行動をとればいいということになります。
- ストレッチをする
- ほどよい筋トレをする(激しい運動はしない)
- 適度な水分補給をする(尿が黄色いと水分不足)
- 熱すぎない湯舟につかる(5~10分)
- リンパマッサージをする
脂肪が増えると免疫力が下がる
これは知りませんでした。脂肪が多いとからだが温まるので免疫力が高いと思っていました。
脂肪組織が肥大化すると、マクロファージが炎症性のサイトカインという炎症物質を出します。このサイトカインは本来、免疫機能を調整する役割をします。しかし、分泌されると免疫反応が抑制されるそうです。
ちょっと難しですが、要するに
太ると免疫が下がる
ということです。
対策として、 運動をしましょう。
しかし、激しい運動は逆効果です。ややきつい程度の運動がベストです。
有酸素運動と筋トレを合わせたサーキットトレーニングがおすすめです。
私は、youtube の【CALISLIFE自重トレ】を続けています。
普段、運動していない人は、少しずつ慣らしながら取り組みましょう。
手洗い時の「しまった!」時の対処法
このような記事はあまり見たことがなかったので「へー」と思いました。
石鹸がない
石鹸がなくても、手洗いなしで菌が100万個あるとすると、15秒間の水洗いで1万個まで減らせるそうです。石鹸がなくても時間をかけて洗いましょう。
ハンカチがない
これは、あるあるだと思います。
濡れた手は乾いた手に比べて菌が伝播しやすいそうです。脇の下など比較的汚れが少ない部分で拭くのがベターだそうです。
はー???
と思いました。
腸内は善玉、悪玉よりも菌の多様性
これまで、腸内は善玉菌が多ければ多いほどいいと思っていました。
善玉菌、悪玉菌という概念はもう古いそうです。
これまで悪玉菌といわれていた菌の中に免疫細胞にいい作用をするのがいれば、善玉菌の中に役にたっていないものもいる
ということがわかってきたそうです。
腸内細菌はたくさんの種類いたほうがいいそうです。
腸内細菌のエサとなるのが
食物繊維です。
いろいろな種類の食物繊維(水溶性食物繊維)をとる。
水溶性食物繊維は豆、きのこ、海藻、果物などに多く含まれます。
雑穀米、わかめ、ヒジキ、シメジ、シイタケなどなど、いろいろ食べましょう。同じものばかり食べないことが重要。
特に、独身だと
「からだにいいと思っている同じもの」
を食べがちになります。
まとめ
これまで、免疫に関する情報はまめに仕入れてきました。
が、時代が変わると常識が変わります。
まだ解明されていないことが多いなとつくづく感じます。
最新の情報を仕入れて
適切な対策をとっていきましょう。
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